●(中級ボウラーのための)合理的なボウリング上達法① 「コントロールこそがすべて」

ボウリングは、基本の4歩助走/5歩助走を教えて貰い、スパットボウリングを理解し、マイボールを作ると、ぐんぐんスコアが上がり面白くて堪らない時期が訪れます。毎日のようにセンターに通い、一日10ゲームぐらい平気で投げたりします。僕もそうでした(^^;)

ところが、アベレージ170~190辺りで、スコアの上昇が止まり、一進一退の状態となることが多いようです。本を読んだり、ビデオを見たり、周りの人達にいじられたりもして、色々なことを試しますが、最初は良くてもなかなか続きません。迷路に迷い込んでなかなか出て来られない人も多いようです。僕もそうでした(;_;)

何故、そんなことになるのでしょうか?それは「ボウリングのことを合理的に考えていないから」だと思います。合理的に考えると「アベレージ180~200程度の中級ボウラーの場合、ボウリングのスコアの80~90%はコントロールの良し悪しで決まる」というシンプルな事実に行き着きます。

ボールの回転数や回転軸を気にする人も多いですが、ボールがまったく無回転で滑って行くとか、バックアップボールだとかでなければ、スコアに大きな影響はありません。ボールの曲がりも重要ではありません。いくらボールが曲がってもコントロールが悪ければスコアにはならないでしょう。そもそも「ボウリングは、ボールの回転数や曲がりを競い合うスポーツではない」のです。

コントロールが良ければ、そこそこのボールでもちゃんとストライクを続けることができます。これはボールの性能が昔に比べて飛躍的に上がっていることに因るところも大きいのですが、全国大会などへ行くと、一見たいしたことのないボールなのに素晴らしいスコアを出している方が沢山いらっしゃいます。

人それぞれ、体付き、筋力、関節の可動域、運動神経、体力等が違うので、投げ方は皆違って当然です。そしてまた当然のことながら、その人に一番合った投げ方で投げればコントロールもつけ易いのです。その人にあった投げ方で投げた時の回転数や回転軸(アクシスローテーション/アクシスチルト)が、その人の球質です。

10年ほど前(アクシスチルトが極端に大きい)UFOボールがもてはやされたり、ボールの材質や構造の変化とともに、今度は「チルトは邪魔になる」「PBAのトッププレーヤーはチルト≒ゼロだ」とか、アクシスローテーション/アクシスチルトについては、これまでいろいろなことが言われて来ましたが、少なくとも中級ボウラーにとっては、絶対的な有利不利はないでしょう。

無理に球質を変えようとするのではなく、「コントロールを磨いて、自分の球質にあったボウリングを作っていくのがスコアアップの近道である」と、僕は思います。

では、どうしたらコントロールが良くなるのでしょうか?

(続く)